先週10日から、全国各地で陸海空の自衛隊による大規模な演習が行われています。その一環としてきょう(15日)岡山空港に戦闘機4機が着陸しました。

岡山空港での自衛隊による演習は、今回が初めてです。
午後1時すぎ、岡山空港に航空自衛隊のF‐2戦闘機4機が着陸しました。防衛省によりますと、全国各地で行われている「統合演習」には、自衛隊から約3万人、アメリカ軍から約1万人が参加しています。

この演習は、自衛隊の基地が攻撃を受け、滑走路が使用できない状況を想定したものです。
民間空港を活用し、輸送機・戦闘機の離着陸訓練などを行うもので、岡山空港での自衛隊による演習は今回が初めてです。1日当たり最大80人規模で行われる演習は、20日まで行われる予定です。

一方岡山県内の市民団体などは、自衛隊の演習による空港利用を停止するよう求めていました。