宝塚歌劇団に所属する女性が死亡したことを受け、歌劇団側は14日の会見で「いじめやハラスメントは確認できなかった」と述べました。この問題について、元タカラジェンヌの東小雪さんが、「そもそも相談するという発想自体が持てない」という劇団の内情を明かしました。
元タカラジェンヌ 東小雪さん「今後起こらないように、しっかり検証を」
小川彩佳キャスター:
会見をご覧になって率直にどんなことを感じましたか。

元タカラジェンヌ 東小雪さん:
今もすごく胸が痛い。もう、とってもつらい。劇団に対して失望した思いと、後輩が1人亡くなっている。命が失われていることなので、本当にもっと真剣に向き合ってほしいですし。
上下関係といっても、一般的に礼儀正しくする、敬語を使うなど、そういったことではないんですね。そうした点ももっと広く知られてほしいです。
亡くなった方がいて、遅すぎますけれども、もう今後起こらないように、今こそしっかり検証してほしい。すべてをつまびらかにしてほしいという思いでいっぱいです。