観測史上最も短く、最も早く梅雨が明けた岡山・香川です。極端な雨の少なさで、四国の水がめ・早明浦ダム(高知県)だけではなく、岡山県の旭川(あさひがわ)流域でもダムの貯水率が減り、20年ぶりとなる取水制限も予定されています。水田に水が必要な時期だけに、農家からは不安の声も上がっています。

■ダムの底に沈んだ「橋」が現れた

(リポート)
「旭川ダムでは水位か下がり、湖底に沈んだ “橋” が姿を現しています。」

岡山県でも続く渇水です。岡山市と吉備中央町にまたがる「旭川ダム」では、水位が平年より約4メートル下がり、湖の底もあらわになりました。旭川水系の2か所のダムの合計貯水率は、けさ(30日)の時点で29.2%と、渇水の目安である40%を大きく下回っています。実はこの状況は20年前にもありました。

■20年前の渇水では ダムが完全に干上がった

(リポート)
「普段より7メートル水位が下がった旭川ダムです。」

底に沈んだ2002年にも深刻な渇水にみまわれ、旭川水系では取水制限が行われました。そして2022年…。

■今年は7月4日から20年ぶりの取水制限へ

(国土交通省 岡山河川事務所の担当者)
「推定ですが、7月23日に貯水率が0%になってしまう」

先週、国と岡山県などは対策会議を開き、7月4日から旭川流域で「上水道と工業用水を10%」、「農業用水を30%」カットする、20年ぶりとなる第一次取水制限を行うことを決めました。