パレスチナ自治区ガザの病院周辺に対するイスラエル軍の攻撃で医療崩壊が起き、乳児を含む患者の死亡が伝えられるなか、アメリカのバイデン大統領は「病院は守られなければならない」と指摘しました。
イスラエル軍の地上侵攻が続くガザでは、複数の病院が燃料と電力の不足で機能停止状態となり、中東メディアはガザ保健当局の話として、最大規模のシファ病院で13日までの3日間で乳児3人を含む32人が死亡したと伝えています。
こうした事態について、アメリカのバイデン大統領は「病院は守られなければならない」と指摘しました。
アメリカ バイデン大統領
「私が望み、期待しているのは病院に関する攻撃が減ることです。病院は守られなければならない」
サリバン大統領補佐官によりますと、アメリカ政府はバイデン大統領の考えを直接イスラエル政府に伝え、イスラエル側からは、▼病院に燃料を提供する用意があることや、▼転院を余儀なくされる患者に安全な移動ルートを確保する方針が示されたということです。
こうしたなか、イスラエル軍はガザ北部にあるランティシ病院の地下でイスラム組織ハマスの武器庫や人質を収容していたことを示す証拠を見つけたとして、内部を撮影したとする映像を公開しました。
イスラエル軍 ハガリ報道官
「これがランティシ病院です。そして、あちらにトンネルがあります」
映像では、イスラエル軍の報道官が病院の地下で自爆用ベルトや手りゅう弾など多くの武器が発見されたと主張。部屋にあったオートバイはハマスの戦闘員が先月7日の奇襲攻撃に使ったものだとしています。
イスラエル軍 ハガリ報道官
「バイクには銃弾が残っています。彼らは10月7日の大虐殺からバイクに人質を乗せてランティシ病院に戻ってきたということです」
イスラエル軍は当初、人質を収容していたとみられるという部屋の壁に監視員の「当番表」が貼られている、と指摘していました。
しかし、その後「当番表」としていた紙について、ハマスがイスラエル側に奇襲攻撃を加えた10月7日以降の日数が記されているとし、カレンダーだという内容をSNSに投稿しました。映像公開後にネット上で「紙に書いてあるのは曜日と日付だけ」との指摘が相次ぎ、修正した形です。
一方、ハマスの報道官は13日、人質をめぐる交渉を仲介している中東カタールに対し、ガザで拘束している女性と子どもの人質最大70人を解放する用意があると伝えたことが明らかなりました。
ロイター通信などが報じたもので、条件として「5日間の停戦」や「ガザ地区のすべての地域での人道支援」を挙げています。
注目の記事
“空き缶拾い”で生きる男性に密着 無断での持ち去りは50万円以下の罰金へ…名古屋市の「禁止」条例がことし4月に施行

立憲・公明が「新党結成」の衝撃 公明票の行方に自民閣僚経験者「気が気じゃない」【Nスタ解説】

「僕の野球人生を最後このチームで全うできればいい」楽天・前田健太投手に独占インタビュー【前編】

受験生狙う痴漢を防げ 各地でキャンペーン SNSに悪質な書き込みも 「痴漢撲滅」訴えるラッピングトレイン 防犯アプリ「デジポリス」 “缶バッジ”で抑止も

宿題ノートを目の前で破り捨てられ「何かがプツンと切れた」 日常的な暴力、暴言…父親の虐待から逃げた少年が外資系のホテリエになるまで 似た境遇の子に伝えたい「声を上げて」

「timelesz」を推すため沖縄から東京ドームへ――40代、初の推し活遠征で知った “熱狂” 参戦の味、そして “お財布事情”









