国土交通省中国地方整備局 出雲河川事務所 山形浩一 副所長
「強い風が吹くと、片岸に押されて、低層の水が押されてきた岸の方にいた酸素濃度が低い状態に弱い魚が死んで浮上してくると」

穏やかな天気が続いた後の突然の強風。
ヒイラギにとっては、災難となってしまったこの現象ですが、中海自体にとっては、必要なことのようです。

宍道湖自然館ゴビウス飼育展示係 森永和希 さん
「大風が吹くことで、水中の酸素が供給されたり、水温を下げたり、風が吹くことは大切なことになりますので」

各地で火災などの被害をもたらした強風。汽水湖・中海に住む魚にも影響を及ぼしていました。