◆飼育員の7倍もの人数がボランティアに

現在は16歳の高校生から88歳まで、飼育員の約7倍にあたる134人のボランティアが活動しています。

ボランティア歴20年の田上宜子さん「トラさんに会おうかなとか、キリンさんと話そうかな、とか。話したって返事はしてくれませんけどね」
ボランティアの中山恵子さん「2人で歩きながらテナガザルのところに行ったら、こっちをボーと見ているんです。『何か悩みごとがあるんですか?』と聞いたんだよね」



◆開園から21年、ボランティアが高齢化

ボランティアによって支えられている到津の森公園。開園から21年が経ち、新たな課題に直面しています。それは「ボランティアの高齢化」です。134人のうち約7割が60代以上です。

「森の仲間たち」会長 山田恵子さん「ご高齢になってくるし、辞めていく方もたくさんいるし、なかなか仕事とか家のこととかね……ボランティアなので」

山田桂子さん「私たちは素人なのに、させてもらっていることがすごくありがたくて」
獣医師「こちらからしたら、すごくありがたいですよ。『きょう、ボランティアさん休みの日だった!』となると、みん

なてんてこまいになって。すごい助かっています」

10年ほど前から、年4回の説明会を開きボランティアを募っていますが、慢性的な人員不足が続いています。市民に愛される動物園は、これからも市民の力を必要としています。