大規模な建物で火災が起きた際に逃げ遅れた人や活動する隊員の命を守るため、静岡市消防局が訓練を行いました。
11月13日、静岡県吉田町の吉田消防署で実施された訓練は、発泡スチロールを保管する倉庫で火災が発生した想定で、まず、屋内に炎が見えないことを確認して救助隊が突入し、逃げ遅れていた人を救出しました。
その後、火元の確認のため、隊員が再び倉庫に進入したところ、建物外の隊員たちが白煙が黒煙に変わったことを確認。
「緊急退避、緊急退避」
火の勢いが強まり、爆発の危険が高まったと判断し、中の隊員を緊急退避させました。
静岡市消防局をめぐっては、2020年7月に吉田消防署管内で、大規模な工場火災が発生し、消防隊員と警察官の合わせて4人が死亡しています。
吉田消防署の池田嘉典署長は「現場では全ての危険要因を排除し、安全を確保したうえで活動に臨む。二度と悲惨な事故を起こさないよう、現場での安全管理・情報共有を全隊員で徹底していく」と話しました。
静岡市消防局では、訓練を繰り返し行い、迅速な救助活動や隊員の安全管理につなげていきたいとしています。
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