因幡・但馬の各地に伝えられる麒麟獅子舞が一堂に会するイベント「麒麟獅子舞フェスタ」が、12日、鳥取県鳥取市で開かれました。
黄金色の面長の獅子頭に体を表す真赤の衣装。江戸時代が起源とされる麒麟獅子舞は、因幡・但馬各地の神社に伝わり、2019年には日本遺産に認定されました。
現在も140以上の地域で受け継がれている伝統芸能で、このうち12団体が代わる代わる舞を披露しました。
獅子頭の顔つき、舞の所作やスピードには地区ごとの特徴があり、集まった人たちはじっくりと鑑賞していました。
また、麒麟獅子に親しみを持ってもらおうと、ワークショップも行われ、記念に頭を噛んでもらう子供たちもいました。
主催者は、こうしたイベントを通して広く魅力をPRしていきたいとしています。