横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから15日で46年。
新潟市で『忘れるな拉致 県民集会』が開かれました。

87歳になった横田めぐみさんの母・早紀江さんは川崎市の自宅からの中継で来場者に直接訴えかけました。

【めぐみさんの母・横田早紀江さん(87)】
「日本が一つになって力を合わせて救出していただきたいと願っておりますので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします」
【めぐみさんの弟・横田拓也さん(55)】
「いつまでも13歳のめぐみちゃんの顔しか出てこない。59歳まで思い出の積み増しができていない。親世代が他界した後で拉致被害者が帰国しても全面解決とは言えない」

また、曽我ひとみさんは一緒に拉致され、12月に92歳になる母・ミヨシさんに「親孝行がしたい」と訴えました。

【曽我ひとみさん(64)】
「働き者の母、涙もろい母、ドジな母、私はこんな母が誰よりも大好きです」

拉致被害者も家族も高齢となり、一分一秒が重くのしかかる中、650人の参加者は、その切迫した思いを強く受け止めていました。