51回目となる今年度の泉鏡花文学賞の授賞式が11日、金沢市で行われました。授賞式では、「水 本の小説」の著者・北村薫さんと、「あなたの燃える左手で」を執筆した朝比奈秋さんの2人に、金沢市の村山卓市長から賞状と賞品が贈られました。
北村さんの「水 本の小説」は7篇からなる短篇集で、最後の表題作「水」は金沢が舞台です。
「水 本の小説」泉鏡花文学賞受賞 北村薫さん
「本と人間ということを書いていこうということが、期せずして金沢というところに帰着し水と絡み合った。私にとっては必然の流れでありました」
また、朝比奈さんの「あなたの燃える左手で」は、左手を切断された日本人のアサトが、他人の手を移殖される物語がロシアとウクライナの領土問題と複雑に重なり合います。
「あなたの燃える左手で」泉鏡花文学賞受賞 朝比奈秋さん
「突然電話がかかってきて『受賞しました』ということだったので、光栄な気持ちと同時に恐縮する気持ちの方が大きいような感じです」
会場ではファンら300人余りが2人の受賞を祝いました。














