百十四銀行は今年度の中間決算を発表しました。3年ぶりの減収減益です。
百十四銀行の今年度の中間期の経常収益は、金融派生商品収益などが減った影響で前年同期に比べ減少し400億円。経常利益も12億円減少し74億円となり、3年ぶりの減収減益となりました。本業の儲けを示す投資信託解約損益をのぞくコア業務純益は50%の減少、中間純利益も49億円と10億円の減少となりましたが、当初予想に比べると12億円上回っています。通期の業績予想については、減収減益の当初予想を据え置いています。
一方、昨年設立されたちゅうぎんフィナンシャルグループは中間期として、初の連結決算を行いました。中国銀行グループとの比較で、経常利益は、150億円と49億円減り、中間期で3年ぶりの減益となりました。
また、トマト銀行の中間期の経常利益は、昨年の同じ時期より2億5700万円減って9億9千100万円で、2年連続の減益です。