新潟県内は11日から13日にかけて強い寒気が流れ込み、山沿いでは雪が降るところがありそうです。こうした気温が下がる中で使うストーブですが、誤った使い方をすると火災に繋がりかねないと消防が注意を呼びかけています。
新潟地方気象台によりますと北陸地方には、11日から13日にかけて氷点下3度以下の、この時期としては強い寒気が流れ込む見込みで、

県内の山沿いでは標高の高いところを中心に雪が積もるところがありそうです。
県内の山沿いでは積雪による交通障害に注意してください。

こうした中…
すでに使っているという人もいるのではないでしょうか?ストーブです。
ただ、一つ間違えると火災を引き起こしてしまうとして新潟市消防局が誤った使用方法を再現しました。

まずは、石油ストーブの上に洗濯物が落下して火が出るケースです。
【記者リポート】「少しずつ白い煙がもくもくと出てきました」
洗濯物が落ちてから2分、少しずつ焦げ始め、一気に火が燃え広がりました。

そして…体が冷える就寝時間。ストーブをつけて布団の近くに置きたくなりますが、これも危険です。誤って布団とストーブが接触すると…
あっという間に火の手が上がります。

県によりますと県内で発生した住宅火災の出火原因は「ストーブ火災」が5年間トップとなっています。

【新潟市消防局 予防課火災調査係 滝沢海宇 主任】「ストーブの近くで洗濯物を干したり、燃えやすいものを置かないようにしてください。また就寝の際や部屋を出る際には、こまめにスイッチを切るようにお願いしたいと思います」

また、点火した状態のストーブに給油しようとして飛び散った灯油が引火したり、きちんと清掃していなかったためにほこりが引火するケースもあるそうです。

ストーブの使い方にはくれぐれも注意してください。