今月25日に山口県防府市の防府天満宮で行われる恒例「裸坊祭」。祭りの準備は始まっていて、境内に取り付けるしめ縄作りが始まりました。

防府天満宮の氏子らによる「若梅会」の会員が、防府天満宮の鳥居や門に掛けるしめ縄を作りました。山口市徳地地区で育てられたもち米のわらを束にしてねじり、わらを足して再び捻る作業を繰り返します。

御神幸祭・裸坊祭は西日本屈指の荒祭りとして知られ、去年、3年ぶりに、コロナ前の形で復活しました。

一般的に神社のしめ縄は、年末に新しく掛け替えられるのですが、防府天満宮では毎年「裸坊祭」までに掛け替えます。

防府天満宮氏子青年部・若梅会・岡俊明 会長
「裸坊祭を防府市民であれば、みなさん楽しみにしておられますので、しめ縄が盛り上がるのに一役買えれば」

12本が作られますが、もっとも長いものでは11メートルほどの長さになるそうです。今月16日に、境内に掛けられる予定です。