長野県伊那市で2022年12月、80代の女性を殺害し、通帳などを奪った疑いで20代の男が逮捕された事件で、男は取り調べに対し、逮捕直後は黙秘していたことが新たにわかりました。
強盗殺人の疑いで逮捕された、伊那市西箕輪(にしみのわ)の整体師・橋爪亮太(はしづめりょうた)容疑者28歳は、10日朝、検察庁に身柄を送られました。
調べによりますと、橋爪容疑者は2022年12月1日から2日までの間に、伊那市西箕輪の住宅で、この家に一人で住む、原貴努代(はらきぬよ)さん当時85歳の首を絞めて殺害したうえ、通帳や印鑑などを奪った疑いが持たれています。
警察は、捜査に支障があるとして橋爪容疑者の認否を明らかにしていませんが、捜査関係者によりますと、逮捕直後の取り調べに対し「黙秘します」と話していたことが、新たにわかりました。
橋爪容疑者は、以前勤めていた会社から、営業で得た現金などおよそ1,200万円を
着服していて、警察は金に困って犯行に及んだ可能性もあるとみて、調べを進めています。














