
シングルマザーの大倉さんは、琉晴くんと一緒に毎週ラーメンを食べに来ています。
大倉涼子さん
「ありがたいです。食費など、この物価が高い中で、ありがたいです」
物価の高騰で日々の食費がかさみ、家計も圧迫されているという大倉さん親子。夢チケットのおかげで、家計が助かる上に、外食の特別感も味わえて琉晴くんも喜ぶといいます。

大倉涼子さん
「夢チケットを買ってくれた人たちに、感謝の気持ちでいっぱいです」
加盟店は徐々に増え、全国で133か所、広島県内では5店舗が実施しています。経済的に困難な子どもたちが遠慮せず足を運べるようなるために、間口を広げなければいけないといいます。
フードリボンプロジェクト 橋本展行理事長
「間口が広がることで、本当に困っている子ども達も当たり前に使える世の中になっていくと思います」
今回の取材でも、学校や部活帰りの子どもたちの姿も見えました。部活帰りに立ち寄った中学1年生の2人は、醤油ラーメンを注文しました。この店では、多いときには1日10人ほどの子ども達が来店するといいます。

来店した中学1年生
「美味しいです!麺もいい感じに柔らかくて、汁も美味しくて、めちゃくちゃ美味しいです」
衝青天 噂通り店 三浦紘太店長
「子ども達が来て『ごちそうさま』って笑顔で食べてくれたらうれしいですね。ほかの飲食店もやっていただけたら、こういうのが広まっていくのかなとは思いますね」