新潟東港周辺の治安を守る活動の出動式が聖籠町で行われました。商業施設での啓発やパトロールで防犯意識の向上を図ります。

聖籠町で行われた新潟東港 治安総合対策の出動式。警察と県や地元自治体などが協力して東港とその周辺地域の総合的な治安を守るものです。

新潟東港やその周辺では、かつて殺人事件や覚せい剤密輸事件など重大事件が発生。こうした事態を受け2004年から始まったのがこの取り組みです。

警察によりますとこの地域での犯罪発生件数は2004年におよそ1100件ありましたが、22年はおよそ230件まで減少したということです。

22回目の開催となった今年も地域の治安を守るためパトロールに出発です。
さっそく、近くの商業施設でチラシを配布。東港周辺の事業者らも加わり不法投棄防止や交通安全などを呼び掛けました。

【県警本部 外事課国際テロリズム対策室 高澤直弘室長】「各機関、団体、民間事業者、地域住民の方々と連携した取り組みというのが不可欠であると考えています。引き続き治安の確保に県警としては努めてまいりたい」

この日は中古車業者の作業場で立ち入り指導なども行ったということです。