青森県八戸市で11月7日夜、イノシシ10頭が道路を横断する姿が目撃されました。市内では昨年度の5倍近い77頭のイノシシがこれまでに目撃されています。
【画像を見る】10月21日に国道340号で目撃された10頭のイノシシ
イノシシが目撃されたのは八戸市西白山台1丁目を通る通称・ニュータウン南通りです。7日午後8時半ごろ、車を運転していた人から「イノシシ10頭を目撃した」と連絡がありました。
市によりますとイノシシの大きさはいずれも70~80センチほどで、道路を東から西に横切って住宅地の方向に向かっていったということです。近くには中学校や高齢者施設がありますが被害などは確認されていません。
八戸市では国道や中心市街地などにも相次いで出没して2023年度は4月から11月7日までに77頭のイノシシが目撃されていて2022年度の16頭の5倍近くとなっています。
また、サツマイモやナガイモなどが食べられる被害が数件確認されていて市はわなを設置するなどして警戒を続けています。