新潟県佐渡市相川沖にある「一里島灯標」で、改良改修工事のために設置されていた工事作業用の足場が8日朝、流出しているのが見つかりました。荒天が原因とみられています。

第9管区海上保安本部によりますと、一里島灯標では7月~12月まで工事が行われる予定で、約17mの高さの足場が組まれていました。7日夕方までは足場がありましたが、8日午前6時半ごろ、流出しているのが分かったということです。現在、灯標の損傷等も含めて詳細を確認しています。

一里島灯標は岩礁への注意喚起を促すもので、防水工事や外壁修繕工事のため足場が設置されていました。足場に使われていた鉄パイプなどは海中に沈んでいるとみられていて、船舶への影響は少ないとみているということです。
7日は、午前4時18分から午後11時49分までの間、佐渡市に波浪警報が発表されていました。