障害がある人の収入増や地域とのつながり作りを目指して山口県防府市の福祉作業所が弁当の製造・販売を始めました。

防府市にオープンしたのは弁当店「ふれんず」です。11時の開店と同時に列を作って待っていた客らがさっそく買い求めていました。魅力は300円からという手頃な値段。のり弁や高菜弁当、チキンカツと人気を集めるメニューが並びます。

購入した人
「けっこうリーズナブルでいいと思います」

この弁当をつくっているのは福祉作業施設を利用している障害のある人たちです。
料理を詰めたり包装をしたり。ひとりひとりの特性に合わせて仕事に向き合っています。

利用者
「自分のペースで仕事ができるので働きやすいです。お客さんの要望でいろいろ(メニューが)増えたり変えていきたいなと思っています」

山家連福祉事業会・金石達弥さん
「食を通じて地域の方と協働しながら働く楽しさというところを利用者の方も感じ取ってもらえたらそういう施設になったらいいかなと思っています」

店は土日と祝日を除く毎日午後2時まで営業しています。