イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの軍事進攻に関連し、アメリカのバイデン大統領がイスラエルのネタニヤフ首相に「3日間の戦闘停止」を提案したとアメリカメディアが報じました。

アメリカのニュースサイト「アクシオス」は7日、アメリカとイスラエルの当局者の話として、バイデン大統領が6日に行ったネタニヤフ首相との電話会談の中で、「10人から15人の人質の解放を実現するために3日間の戦闘停止を提案した」と報じました。

アメリカ バイデン大統領
「(Q.3日間の戦闘停止を提案しましたか?)彼にその話をしましたが、まだ回答を待っています」

バイデン大統領は日本時間8日午前、このように述べ、3日間の戦闘停止を提案したことを認めました。

一方、アメリカ国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官はガザでの「人道目的の戦闘の一時停止」について、すでに何度か行われていると話しました。

カービー戦略広報調整官
「人道目的の戦闘の一時停止はすでに何度か行われている。人質の引き渡しの際も戦闘を停止して行われた」

カービー調整官は「戦闘の一時停止」について「局地的で、時間を限定し特定の目的のために設定されるもの」と説明し、「今後も引き続き同じ措置がとられるようにイスラエルと協議していく」と話しました。

また、カービー調整官はレバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」によるイスラエルへの攻撃について、“本格的なものではなく、戦闘が拡大しているとは考えていない”との認識を示した上で、アメリカの原子力潜水艦が中東周辺に展開したことなどを挙げて「我々は強いシグナルを送っている」と牽制しています。