社会に貢献した人や団体をたたえて贈られる、秋の叙勲と褒章の伝達式が7日、山口県庁で行われました。
山口県内で受章したのは、長年公務などで社会に貢献した人に贈られる「叙勲」が63人。消防など危険な仕事に従事した人に贈られる「危険業務従事者叙勲」が60人。各分野で功績があり模範となる人などを表彰する「褒章」の個人6人と2つの団体です。
式では、それぞれの受章者に村岡知事から勲記や褒章が手渡されました。
このうち山陽小野田市の太田光宣さんは2011年、国体・障害者スポーツ大会局の局長を務めた功績などが認められ、瑞宝小綬章を受章しました。
太田光宣さん
「毎日毎日国体を、みなさんと成功させたいという気持ちでやってきたのがよかったのかなと思います」
また、1人暮らしの高齢者に週1回食事を届ける活動を続けている、和木町の給配食ボランティア「つくし会」には緑綬褒章が贈られました。
つくし会・井原洵子会長
「喜んでもらえるようにというのが一番ですけど、私たちはがんばって作っています」
伝達式には叙勲・褒章あわせて35人1団体が出席していて、9日以降、皇居での拝謁も予定されています。














