7日の福島県内は、大気の状態が非常に不安定で、明け方から荒れた天気となりました。昼ごろから天気は回復しましたが、道路の冠水や鉄道の運転見合わせなどの影響が出ました。

関根佑記者「現在車のタイヤが半分浸かるほど浸水しており、水は歩道にまで来てしまっています」

寒冷前線などの影響で、県内は明け方から雨が降り、強い風が吹きました。7日午後2時までの24時間降水量は須賀川市長沼で73.5ミリ、郡山で56.5ミリ。最大瞬間風速は白河で25.6メートル、小名浜と飯舘で20.4メートルを観測しました。

荒れた天気の影響で、JRでは東北本線、磐越西線、磐越東線、そして水郡線が一時運転を見合わせました。

いわき市民「風が強いのでとても嫌です。出社できるかなと一瞬考えてしまいました」

また、東北道では午前7時前、下りの福島トンネル出口でトレーラーがガードロープに衝突する事故がありました。けが人はいませんでした。当時、路面は雨で濡れていて、警察が事故の原因を調べています。