毎年元日に行われる、駅伝日本一決定戦『ニューイヤー駅伝』。同大会を連覇中のHonda陸上部が7日、伊勢崎市立赤堀小学校で6年生を対象に陸上教室を実施した。

参加したのは16名。10000m日本歴代3位の伊藤達彦(25)、10月のMGCでパリ五輪マラソン代表に内定した小山直城(27)、「史上最強の留学生」として箱根駅伝を沸かせたイェゴン・ヴィンセント(22)など、豪華メンバーが揃った。

陸上教室では、選手と児童が一緒にゲーム形式のトレーニングに挑戦した。マーカーとボールを使う独特なリレーを楽しんだ後、インターバル走を実践。選手たちが見本で走ると、それを見た児童からは「はえー」「めっちゃ速い」などの歓声が上がった。

陸上教室後、パリ五輪代表内定の小山は、「陸上を始めたきっかけは走ることが楽しかったからなので、その原点に戻れたことは良かった。ニューイヤー駅伝では3連覇に向けて、赤堀中継所ではトップで中継できるように頑張りたいと思います」と語り、主将の伊藤は、「小さい子供たちに元気を頂いたので、元気を力に変えてニューイヤー駅伝に繋げたいと思います」と意気込みを語った。