鹿児島県の自衛隊基地から嘉手納基地に移転配備が進むアメリカ空軍の無人偵察機
「MQ9」について、九州防衛局は、来週14日に鹿児島から完全に撤収すると明らかにしました。

アメリカ空軍が今後、嘉手納基地を拠点に運用するとしている無人偵察機「MQ9」。

すでに嘉手納基地に到着している機体は7日午前、エンジンを回して調整する様子がみられ、午後3時50分ごろには離陸が確認されました。

このMQ9について九州防衛局は、これまで配備されていた海上自衛隊鹿屋航空基地からの完全撤収を来週14日に予定すると明らかにしました。

地元嘉手納町議会は、今年8月に起きたオーバーラン事故など不安があるとして配備の見直しを求める抗議決議を可決していますが、来週には嘉手納基地への移転作業が完了することになります。