山口県萩市は7日、職員のミスで市税や固定資産税などの延滞金522万6288円を317人から誤って多く徴収していたと発表しました。

市によりますと通常、納付金の処理は電算システムで行っています。税金を期限までに納めないときに発生する「延滞金」の免除については、職員の手作業による再計算が必要ですが、職員がこの作業をしていなかったのが原因ということです。

財産がないなどの理由がある場合、市税などの延滞金は免除されますが、6年間、収納課の職員が認識せずに誤った計算をしていたということです。

収納課では、確認ができた人から速やかに返金していく予定です。

萩市では、適正な徴収業務に取り組むことで再発防止と市民の信頼回復に努めるとしています。