去年10月、愛媛県松山市の繁華街でハロウィンの仮装をして10代の女性に性的暴行を加えた罪に問われている大和証券の元社員の男(26)に対し、松山地裁は6日、懲役6年の実刑判決を言い渡しました。
大和証券の元社員・鈴木優太被告(26)は、松山支店に勤務していた去年10月、市内の繁華街で、ハロウィンの仮装をして面識のない当時19歳の女性を工事現場に連れて行き、性的暴行を加え、けがをさせるなどした罪に問われていました。
裁判で鈴木被告は「女性との間に同意があった」として無罪を主張していましたが、6日の判決公判で渡邉一昭裁判長は、防犯カメラの映像などから女性が性的行為をしたいと考えていなかったと指摘。
「被害者の屈辱感や恐怖感は計り知れず、身勝手で卑劣な犯行だ」として懲役6年の実刑判決を言い渡しました。
一方、鈴木被告は、最初に声をかけた際に胸を触るなどしたとして強制わいせつの罪でも起訴されていましたが、こちらは被害者の記憶の正確性に疑問が残るなどとして無罪としました。
鈴木被告は今年4月に大和証券を退職していて、6日の判決を受けて大和証券は「誠に遺憾」とコメントしています。
注目の記事
1歳半から里親家庭に「自分は何も悪いことしていないのに…」心を閉ざした幼少期 19歳女性が看護師の夢と自立へ一歩を踏み出す

「ご父兄ですか?何か一言を」無神経にマイク向けるマスコミへ怒り 「助かる見込みはありません」医師の非情な宣告 附属池田小事件で娘奪われた遺族が『超混乱期』振り返る【犯罪被害者支援part1/全4回】

小野田紀美大臣 外国人政策「ルールを守って暮らす外国人の方々が、風評被害を受けないように」「排外主義的なことをやっているのではない、理解を」【国会報告】

箱根駅伝2連覇ランナーのその後…名門・青山学院のアンカーが選んだ「第二の人生」恩師・原晋監督もエール【アスリート引退後の決断・前編】

「車が横転し、白煙が...」その時 “互いに見知らぬ3人の男性” が救出に向かった!その後 車は炎上「九死に一生の救出劇」とは【前編】

「強く抱きしめると痛いのでは…そっとなでることしかできなかった」 男3人に拉致、殺害された一人娘 顔には多数のあざや傷、血で固まった髪の毛 【2007年・闇サイト殺人事件 前編】









