ドライバー不足の解消につなげようと、山梨県甲州市のタクシー会社が女性乗務員専用で軽車両の電気自動車タクシーの運用を始めました。

軽自動車EVタクシーの運行は、甲州市に本社がある甲州タクシーが女性ドライバーの増加を狙って開始しました。

農道など細い道を走行する機会が多い地域の特性を踏まえ、小回りの利く軽の電気自動車を2台導入しました。

ドライバーは女性で、配車は夜間は避けて地元住民を優先するなど女性にとって働きやすい環境を整えています。

女性乗務員:
時間帯が昼間の時間帯ということと、地元ならではでお客さんに(道を)聞きやすい。働きやすいと思う。

今回の車両導入の背景には県内のタクシー業界が抱える深刻な問題の解消も狙っています。

甲州タクシー 河住敏社長:
中高年が買い物や通院に行けなくなっている。それは運転手が不足していることが要因。

県タクシー協会によりますと、県内のタクシードライバーは現在1190人で2019年と比べ240人、率にして17%減少しました。

ドライバーの高齢化とコロナ禍の離職が要因で、甲州タクシーが運行する峡東地区はこの4年間で3社が廃業し、市民生活や観光客の移動に影響が出ています。

河住敏社長:
女性ドライバーを増やすことで、その時間帯を十分な要員で回せればいいと思う。

タクシー不足の解消につながるか、女性ドライバー専用車両の導入効果が注目されます。