回転寿司を通じてフードロス防止を考えます。
回転寿司チェーンのくら寿司が、子どもたちにSDGsについて考えてもらおうと、山口市の小学校で出前授業を開きました。

色とりどりの寿司がはいったすしおけ。
漁獲量の減少や担い手不足から、将来すし種がのらなくなってしまうという予測が示されると、児童らは驚いた様子で説明に聞き入っていました。出張授業を開いたのは、くら寿司です。

体育館にはすしレーンが用意され、児童らが流したすしがどのくらい客に取ってもらえるか体験をしました。

くら寿司では、客の食べる量や食べたいすし種を予想してつくる仕組みを導入していて、取られずに廃棄していたすしを以前の12%から2%にまで減らしました。

児童らは、考えて流しても捨てられてしまうことに、がっかりした様子で講師の話を聞いていました。

児童は
「みんなに食品ロスが多いよってこれを伝えてみんながひとりひとり取り組んでいったらいいと思います」

くら寿司広報部 馬本眞玖さん
「こんな低利用魚があったのかしらなかった、今販売されてたら食べてみたいとか食品ロスをなくすように給食がんばって食べるとか、身近なところからできるSDGsに取り組みたいって子がいっぱいいたのですごくうれしく思いました」

児童らはフードロスをなくすためにどうしたらいいか熱心に話しあっていました。