高校生が模擬の株式会社を設立し、商品の仕入れから販売までを手掛ける「具商デパート」が30回の節目を迎えることになり、開催を前に生徒たちが来場を呼びかけました。

この「具商デパート」は生徒にビジネスマナーや流通に関する知識を身につけてもらおうと、うるま市の県立具志川商業高校が1994年から実施しているものです。

「具商デパート」では生徒が1人1000円を出資して模擬の株式会社を作り、その資金を元に店舗を運営し収支を決算するシステムになっています。

今年は市内外の30社から仕入れたおよそ100点の商品を販売するほか、生徒が開発したもずく丼やパンも提供され、来場した先着100名にはオリジナルのクリアファイルも配付するということです。

今では地域の恒例行事として根付いている「具商デパート」は今月10日と11日の2日間、うるま市みどり町の具志川商業高校で開催されます。