ロシアでCTBT=包括的核実験禁止条約の批准を撤回する法律が発効したことを受け、上川外務大臣は「国際社会の長年の努力に逆行するものだ」とロシアの決定を非難する談話を発表しました。

談話ではロシアに対し、▼CTBTが規定する核実験禁止の規範性を引き続き尊重すること、▼国際的監視体制の維持・強化や核軍縮・不拡散体制に対するコミットを示し続けることを求めています。

また、日本としては「唯一の戦争被爆国として、『核兵器のない世界』の実現に向け、引き続き国際社会と共に粘り強く取り組んでいく」としています。