世界文化遺産の中城城跡で狂言と能が上演されました。

ライトアップされた中城城跡を舞台装置に、壮大な芸能を楽しんでもらおうと企画された特別公演では、狂言と能の2つの演目が披露されました。
このうち、狂言の演目「清水」は、主人が茶会で使う水を汲みに行くように家来に命じる物語。

家来は面倒臭がり、鬼に襲われたふりをして水を汲まずに帰ってきますが、嘘を疑う主人にどんどん追い詰められる様が演じられ、笑いを誘っていました。
このほか700年の歴史がありユネスコの無形文化遺産にもなっている能楽でも、恐ろしい鬼を退治する演目が上演されました。

鑑賞した人たちは、世界文化遺産の城壁と伝統芸能の壮大なコラボレーションに引き込まれている様子でした。