福岡県は2日、感染症動向の週報を発表し、子供に多い「咽頭結膜熱」(プール熱)が8週連続で“警報レベル”にあるとして、手洗いやうがいを呼びかけた。
◆プール熱の流行続く、タオルの共有で感染も
「咽頭結膜熱」(プール熱)は、10月23日~29日に833例報告され、前週の1.1倍だった。「咽頭結膜熱」はアデノウイルスの感染により、発熱(38~39度)や喉の痛み、結膜炎などの症状が現れる子供に多い疾患。プールでの接触やタオルの共有によって感染することもあり、プール熱とも呼ばれる。感染を予防するには、石けんによる手洗いやうがいが有効。特別な治療法はなく、ほとんどは自然に治癒する。福岡県は、吐き気や強い頭痛、激しい咳がある場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけている。
◆インフルエンザは「注意報レベル」、新型コロナは減少傾向
インフルエンザの報告数は4053例(同期間)で前週の1.29倍だった。“注意報レベル”が続いている。新型コロナは367例(同期間)で前週の0.81倍となり、減少した。
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