韓国の情報機関は、北朝鮮が「軍事偵察衛星」の打ち上げに向け、準備が大詰めの段階にあるとの分析を明らかにしました。

韓国の情報機関「国家情報院」は1日、国会による監査を受け、議員らに北朝鮮の動向などを報告しました。

出席した議員らによりますと、国家情報院は、北朝鮮が10月中と予告していた「軍事偵察衛星」の打ち上げについて、準備が大詰めの段階にあると分析。ロシアから技術の指南を受けたとみられることから、打ち上げの成功確率が高くなると予測しているということです。

また、国家情報院は、北朝鮮が8月初旬から船や輸送機を利用し、あわせて100万発以上の砲弾をロシアに送ったと指摘しています。

このほか、金正恩総書記が最近、パレスチナを包括的に支援する案を探すよう指示したとの情報もあるとしています。