現役アメフト部員による薬物事件など不祥事が相次ぐ日本大学。問題を調査していた第三者委員会が31日、93ページにわたる報告書を公表しました。林理事長の発言を“失言”と評するなど日大側を厳しく糾弾するものでした。
第三者委員会「事実を矮小化」 日大側を厳しく糾弾
「事実を矮小化」「時には虚偽」
日大執行部を糾弾する厳しい言葉の数々。

すでに複数の逮捕者が出ている日大アメフト部の薬物事件をめぐり、対応を検証していた第三者委員会は93ページにわたる報告書を31日、公表しました。
調査報告書より
「事実を矮小化し、時にはないものとする不都合な情報には目をつぶり、得られた情報を自分に都合よく解釈し、自己を正当化するという姿勢が全ての場面で顕著である」

当初、違法薬物の存在を否定した林真理子理事長の「違法な薬物が見つかったとか、そういうことは一切ございません」という8月の発言は、報告書で“失言”と評されました。