伊藤芳浩監督
「いろんな中学校にお邪魔してとにかく明るい選手。明るさは武器だと言ってますので、点取られても暗くならず、明るさが次の一点につながるようなチームになってきた」
そう、宇部鴻城バレー部、とにかく明るいチームなんです。
まずは、こちらの選手から。
チームの命運を握るのは金田ツインズ。
姉のさやかがセッター。
妹のあやかがチームのエースです。
姉・金田さやか選手「自分が勝手にトスを上げた時に、あやかがそこにいてたまたまコンビがつながった時はふたごでよかったなと思います」
妹・金田あやか選手「本気で言い合えるっていうので、トスがもうちょっとこうしたいって時にすぐ言い合えるのがふたごでよかったと思います。遠慮はしてないです」
あうんの呼吸で紡ぐコンビバレーにも注目です。
とにかく明るい彼女たち。
しかし、練習になるとスイッチON。
先ほどまでの笑顔がうそのように超真剣にボールと向き合います。
この3年生たち、経歴もすごいんです。
全員が県内出身の選手で中学時代には県大会上位校の主力や市の選抜チームに選ばれるなど実力も折り紙付きです。
まだ実績の無いチームにどうやってこれだけの選手が集まってきたのでしょうか?
伊藤監督
「先輩がいない中で、道具もままならない中で。みんなで1期生やってみようよというところで」

由良桔梗選手(3年)
「自分たちが先輩もいない1期生としてどんどん歴史を作っていきたいと」

川原優羽選手(3年)
「1から部活を立ち上げるということで、自分の力やみんなで協力し合った力でどれだけのことが出来るかっていうのを確かめたくて宇部鴻城に来ました」
何もないところから歴史を作る。
そのためには越えないといけない壁があります。
金田あやか選手「誠英さんに勝つ」
由良選手「いろんなチームを倒して、今まで目標としてきた誠英を倒していきたいと思います」
川原選手「1月まで残ってバレーが出来るように頑張りたいと思います」
選手全員「優勝して絶対春高行くぞ、おー」