山陰初の5つ星クラス高級ホテルの青写真が見えてきました。
鳥取砂丘の西側にマリオットインターナショナルのラグジュアリーコレクションの
ホテルが、2026年にオープンすることが固まり、30日、概要が発表されました。
日野彰紀記者
「賑やかな東側に比べて施設の数も限られる鳥取砂丘の西側、ここに高級リゾートホテルができるのが3年後となりました。
ラグジュアリーコレクションはマリオットインターナショナルの中でも、最高級のホテルブランドのひとつで、10月、鳥取砂丘西側への誘致の話がまとまりました。
山陰での5つ星クラスのホテルはこれが初めてとなります。
敷地は1万8000平方メートルあまり、中心となる4階建ての建物が南北に2棟整備されます。
来年4月頃に着工し、2026年にオープンするスケジュールが、30日、示されました。
マリオット・インターナショナル 日本グアム担当エリア
カール・ハドソン ヴァイスプレジデント
「ターゲットカスタマーを紹介します。ゲストの皆様は冒険好きでコレクター・収集家でいらっしゃいます。洗練されたカリスマ的な旅行者で、新しい道の物語や体験を捜し求めていらっしゃいます。」
自然や食といったその土地固有のコンテンツに重きを置くのがラグジュアリーコレクションブランドの特徴で、海外の富裕層をメインターゲットに、国内の客も含め
素晴らしい経験ができる旅を提案する計画です。
50平方メートルと広々した客室は、100から110室設けられ、気になる宿泊料金は1泊6万円以上となります。
オールデイダイニングやレストラン、バーのほか、プールや大浴場なども備えられます。
鳥取砂丘西側のホテル誘致は、2020年にdhp都市開発と鳥取市が基本協定を結びましたが、コロナの影響でスケジュールの変更を余儀なくされ、当初、今年の予定だったオープンは3年ずれることになりました。
一方、ホテルのグレードは提案段階の4つ星クラスから5つ星クラスにグレードアップされました。