きょうの東京債券市場では日本国債が売られ、長期金利は0.890%まで上昇し、およそ10年ぶりの水準となりました。

きょうの東京債券市場で、長期金利の代表的な指標である10年物国債の利回りは一時、0.890%まで上昇し、2013年7月以来、およそ10年3か月ぶりの高水準となりました。

アメリカの長期金利が上昇しているほか、日銀がきょうから開いている金融政策決定会合で長期金利の事実上の上限を1%から引き上げるのではないかとの観測が広がっていることから金利のさらなる上昇を見越して日本国債を売る動きが強まっています。

今後、長期金利を基準にして決まる住宅ローンの固定金利に影響する可能性があります。