食べられるにもかかわらず、食べ物が廃棄されてしまう問題「食品ロス」の削減を呼びかける街頭活動が大分市で行われました。
10月30日は国が定めた「食品ロス削減の日」です。それに合わせて大分市では30日、市の職員10人が道行く人にエコバッグを配り、フードロスの削減を呼びかけました。

2021年度の国内の食品ロス量はおよそ523万トンで、1年間に1人あたり42キロ廃棄されていることになります。市は「使いきり・食べきり・水きり」の3きり運動や食品を購入する際、手前のものを選ぶ「てまえどり運動」などを勧めています。
(大分市ごみ原料推進課・山崎順史さん)「1人あたり1日に118グラムの食品ロス量がでていることでお茶碗1杯分捨てている量になっているので家庭では使い切りや食べきりに取り組んでほしい」
市は2030年度におよそ1万8000トンの食品ロス削減を目標に掲げ、啓発活動などに取り組みます。