■カヌー・スラローム アジア選手権(29日、東京都江戸川区カヌー・スラロームセンター)

パリ五輪代表選考を兼ねたアジア選手権が行われ、男子カナディアンシングルの決勝で、羽根田卓也(36・ミキハウス)が優勝。08年の北京五輪から5大会連続となる五輪出場を決めた。

羽根田は最上位選手の国・地域に与えられる五輪出場枠を獲得し、日本連盟の規定によって代表入りが確定した。

9月の世界選手権では出場枠を手にできず、今大会がパリ五輪出場への最後のチャンスだった。前回の東京五輪では10位。16年リオ五輪ではアジア勢初のメダリストとなる銅メダルを獲得した。

さらに今大会日本勢は、女子カヤックの矢澤亜季(31)、男子カヤックの田中雄己(21)が羽根田とともにパリ五輪の日本代表に内定した。