熊本学園大学では、約30年続いてきた介護福祉士を養成する課程の閉講式が行われました。
熊本学園大学の介護福祉士養成課程は、介護分野での専門知識を持った人材育成を目的に、毎年20人程度の希望者を募ってきました。
しかし、ここ数年は希望者が減少。
そのため今年度いっぱいで閉講し、約30年の歴史に幕を下ろすことになりました。
式には、現場で活躍する様々な世代の卒業生たちも出席して、自身の経験を伝えるとともに、これからの介護業界について語りました。
現役介護士の卒業生「福祉職全体の処遇改善を考えていかなければいけない。なによりも、そのために価値を上げる取り組みを、自分たちもしていかなければいけない」
今年度は2人が卒業する予定で、これまでの卒業生はあわせて355人となります。