サッカーJ2リーグ第40節は10月28日、5試合が行われ、2位清水エスパルスはホームで18位ロアッソ熊本と対戦。前半、中山克広の2試合連続ゴールで先制したものの、その後、まさかの3失点、J2残留争いを続ける熊本相手に痛すぎる逆転負けを喫しました。
前節のいわき戦で怒とうの7ゴールを挙げた清水は、今節もスタメンを変えずに臨みます。前半から何度も決定機を作る清水は26分、MF乾貴士からのパスを受けたMF中山克広が冷静にゴール左隅に流し込み、先制します。しかし、アディショナルタイム、CKから熊本阿部海斗に決められ、1‐1の同点で折り返します。
後半に入ると、清水は11分、22分と連続失点。なんとか、選手交代から攻撃の糸口を見つけ出そうとしますが、熊本の粘り強い守備の前に得点を奪うことができず、このままタイムアップ。J1自動昇格に向けて、痛恨の黒星を喫しました。
【J2第40節=IAIスタジアム日本平:13,996人】
清水エスパルス(勝ち点70)1-3ロアッソ熊本(勝ち点47)
【清】中山克広
【熊】阿部海斗、平川怜、伊東俊
⚽…清水・秋葉忠宏監督
もう見ての通り、この敗戦は帰ってこないので、これをいまさら四の五の言ったり、矛先をどこかに向けても、まったく意味がない。ここからどういう振る舞いをするのか、控室で選手たちにも話した。
ここまで40節まで来てバラバラになるなんてありえないし、最後の最後まで、サポーターが試合終了後も「俺たちがついている」と声援を送ってくれた。あの声に応えなければ、フットボールじゃない。ラスト2試合どれだけまとまってより強い一体感、団結力を出せるかどうか。
必ず1週間、最高の準備をして、もう一度われわれはこのホームで戦うことができるので、あの大声援に応えるためにも、そして、彼ら、彼女らとともに最後の最後まで必死に戦うためにも、J1昇格するためにも、また1週間、顔をあげて、しっかり自分たちの矢印を向けながら、準備をして戦いたい。
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