自動車メーカーのスズキ(本社・浜松市)は、現在受注を停止している小型四輪駆動車「ジムニーノマド」の受注を2026年1月30日より再開すると発表しました。

「ジムニーノマド」は、2025年1月30日に発表されたジムニーシリーズ初となる5ドアモデルです。発表から4日間で約5万台の注文が殺到し、販売計画台数を大きく上回ったため、2月3日から新規受注を停止していました。

同社ではこの状況を受けて、7月からマルチ・スズキ・インディア社での生産体制を強化。当初の月間目標販売台数1,200台に対し、約3,300台へと生産能力を増強しました。

同社は「引き続き受注再開に向けて全社を挙げて取り組む」としており、すでに注文を受けている車両については「1日でも早くお届けできるよう継続して対応に努める」と述べています。

「ジムニーノマド」は2025年4月3日より発売され、「本格的な悪路走破性を持つ5ドアコンパクトクロカン4×4」をコンセプトに開発された4人乗りモデル。価格は265万1,000円(税込み)からとなっています。