お月見といえば旧暦の8月15日(9月7日から10月8日の間)に訪れる満月、十五夜・中秋の名月のイメージが強いと思いますが、きょう(27日)は「十三夜」とよばれる特別な月が見ることができます。
27日(金)は旧暦の9月13日になり、日本では昔からこの日の月を「十三夜」として愛でる風習があります。少し欠けているのも魅力的な「十三夜」ですが、29日(日)には満月を迎えます。
実は、あさっての満月も特別で、月の一部分が地球の陰で隠れる「部分月食」が起きます。
国立天文台によりますと、部分食が始まる(月が欠け始める)のは午前4時34分すぎからです。それから月は徐々に地球の影に入り込み、午前5時14分すぎに月が最も欠けます。
その後、月は徐々に地球の影から抜け出し、午前5時53分には部分食が終わります。
日曜日はぜひ早起きして、天体ショーを楽しんでみてはいかがでしょうか。