乗務員不足のため、熊本市電が土日や祝日を中心に11月から『1日あたり最大30本』減便します。

熊本市交通局によりますと、4月時点で101人いた乗務員が、退職などで10月には92人に減り、運行に支障が出ているということです。
そのため、土曜は「熊本駅方面のA系統」で16本、「上熊本駅方面のB系統」で14本減便し、平日もB系統で6本減便します。
(A系統は田崎橋・熊本駅⇔健軍町、B系統は上熊本⇔健軍町)

一方、始発や終電の時間や、平日朝夕のラッシュ時の運行本数は変わりません。
熊本市が車から公共交通への転換を呼び掛ける中での減便。

大西市長は10月27日(金)の記者会見で「乗務員などの環境を充実させなければ、車から公共交通へのシフトは難しくなる」と述べ、国の施策とも連動して乗務員の確保に努めると強調しました。