泥だらけの神様が集落内の厄を払う、宮古島市平良島尻地区の伝統行事「パーントゥ・プナハ」が行われました。
国の重要無形民俗文化財にも指定されている、島尻地区のパーントゥはその昔、海岸に流れ着いた仮面を来訪神とあがめ、村人がその仮面をかぶって集落内を駆け回ったのが由来とされています。
この日は仮面を付けた3体のパーントゥが、午後4時半過ぎに「ンマリガー」と呼ばれる聖域から姿を現わしました。
パーントゥの泥はンマリガーの底に溜まっていたもので、付けてもらうとこの一年は無病息災で過ごせると言われていて、ご利益を得ようと集落外からも多くの親子連れなどが訪れました。
泥を塗られた親子
父「泥をつけてもらって光栄です、これで健康で1年いられたらいいなと」
母「ミッションを達成しました」
宮良保自治会長
「年に1度の開催なので、地域活性にもなっているのでは。今後も同じように続けていければと」
泣き叫ぶ子どもや、警察官にも容赦なく泥を塗りつけたパーントゥ。
集落内には泥の洗礼を浴びながら、神様との追いかけっこを楽しむ人達の悲鳴と歓声が響いていました。
注目の記事
「大人の財力で手に入れたい」シール集めは“リベンジ” 平成レトロ注目は「平成女児」【Nスタ解説】

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を
