来年の干支「辰」をデザインした香合の窯出しが倉敷市の天神窯で行われました。

倉敷市羽島にある天神窯で、陶芸家、岡本篤さんが3日前に窯入れした干支の香合約200個が窯出しされました。

干支の生き物を観察し製作することも多い岡本さんですが、龍は空想上の生き物であることからイメージを膨らませたといいます。

「辰」の字が入った釉薬「辰砂(しんしゃ)」を使い、強さとやわらかさを出しています。

(天神窯 岡本篤さん)「他がどうあろうとも自分は変わらない、ひとつの強さ、 というようなものが見えてくればいいかなと思う」 

窯出しされた干支の香合はあす(27日)から3日間、倉敷市羽島の天神窯で開かれる展示会で披露されます。