インスタグラムやフェイスブックを運営するアメリカのIT大手メタは25日、ことし7月から9月期の決算を発表し、四半期としては、売上高・純利益ともに過去最高を更新しました。

メタの売上高は前の年の同じ時期を23%上回る341億4600万ドル、日本円にしておよそ5兆1300億円で、純利益は2.6倍となる115億8300万ドル、およそ1兆7400億円で、売上高・純利益ともに四半期としては過去最高となりました。

企業による景気減速への不安感が和らぐ中、売上の9割以上を依存するインターネット広告事業の復調が業績を押し上げました。また、大幅な人員削減によるコストカットも増益に寄与しています。

一方で、メタが今後の事業の柱に位置付けるメタバース関連の売上高は26%の減少となっています。