26日はプロ野球のドラフト会議です。大学生投手が豊作といわれる今年のドラフト。楽天イーグルスは誰を1位指名するのか。また、仙台育英を始め宮城県内でプロ志望を出している選手たちの指名はあるのか。
選手の運命だけでなくプロ野球チームの運命さえも左右するドラフト会議。最終盤までCS進出争いを演じながら4位に終わった楽天イーグルス。来シーズン巻き返しのために必要な補強ポイントは?元楽天イーグルス・スカウトの上岡良一さんに聞きました。
元楽天イーグルス・スカウト上岡良一さん:
「僕はピッチャーだと思います!」
上岡さんが第一にあげるのは、投手の補強です。
今シーズンの楽天イーグルスのチーム防御率はパ・リーグでワーストの「3.52」。
今年、ローテーションを守り切った則本・岸・田中の先発3本柱はいずれも30代。投手の新陳代謝がうまくいっているとは必ずしも言えない状況です。その上で、 上岡さんは「左投手」がポイントになるとみています。
元楽天イーグルス・スカウト上岡良一さん:
「松井裕樹投手の動向も気になりますけど、中継ぎも先発ピッチャーも左ピッチャーが足りない。左って欲しい時ってなかなかいないんですよ。だから今年左投手が豊富にいるので、そういった中からひとりは欲しいなと思います」
左の先発候補としては2人。1人目は、東洋大学の細野晴希投手。最速158キロを誇る注目のサウスポーです。2人目は、國學院大の武内夏暉投手。切れ味抜群の変化球と角度があるストレートが武器の即戦力左腕です。既に1位指名を公表している球団もあり注目が集まっています。
また、宮城県内では仙台大の内野手・辻本倫太郎選手など13人がプロ志望届を提出しています。

上岡さんは、甲子園を沸かせた仙台育英の選手に特に期待を寄せています。
元楽天イーグルス・スカウト上岡良一さん:
「大阪桐蔭の前田くんもすごい良いですけど、やはり仙台育英の仁田くん、野手で言ったら山田くん。甲子園の夢の続きを仙台で、イーグルスで熱いあの感動をね、見られたらファンは喜ぶと思います。夢ありますよね」
楽天イーグルスは今江新体制となって臨む初のドラフト。果たして1位で指名するのはどの選手になるのでしょうか?














