年間613リットル、8万9449円…これは、総務省が調査した山口県山口市の1世帯当たりのガソリン消費量と金額です。



全国の県庁所在地などで、山口市がどちらも全国第1位。
一方、公共交通機関の利用者数を見てみると、JR、バス、タクシーともにコロナ禍をきっかけに大幅に減少し、回復しきっていません。

この2つのデータから見えてくるのは、自動車に依存していて、公共交通機関が衰退してきているということです。

公共交通機関を使うと、事故防止や環境保護の観点でメリットはありますが、一方で利便性が悪いことから「車がないと生活できない」と考えている人も多いのではないのでしょうか。