無数の竹灯籠が古い街並みを照らす大分県日田市の「千年あかり」に向けて地元の高校生がオブジェの制作に取り組みました。
日田林工高校では林業科の生徒が制作した竹の作品を毎年、千年あかりの会場に展示しています。25日は3年生が山から切り出された竹を加工する作業を行いました。今年のテーマは「日田の里山の風景」で、半分に割った竹を川に見立てて灯りをともす他、ドリルを使って星や太陽などをかたどり、豊かな自然を表現します。3年生を中心に4月からデザインの考案など準備を進めてきました。

(生徒)「長さによって切るものが違うのでそれが難しいです」「自分たちが作った作品を見ていただいて楽しんでもらえたら嬉しいです」
日田市の千年あかりは11月10日から12日まで豆田町や花月川河川敷を中心に開催されます。